美味しいけれど名前がひどい?!マツコも絶賛の北海道米《合組》はどんな米?

昨年の11月、

ホクレン農業協同組合連合会から北海道米の新商品、

《合組(ごうぐみ)》が公表されました。

 

マツコ・デラックスさんが「美味しかった!」と絶賛した味と、

「なんだこれ?!ひどい」と呆れた名称、

《合組》についての詳細や名称の由来などについて調べてみました。

出典:https://www.hokkaido-kome.gr.jp/

 

《合組》はどんなお米?

この《合組》は、二種類の北海道産米、

ゆめぴりか 9:1 ふっくりんこ 

の割合で配合されたブレンド米です。

 

《ゆめぴりか》と《ふっくりんこ》は、

どちらも店頭で見かける機会が増えてきたお米なので、

ご存知の方も多いと思われます。

 

《合組》はこの二種類のお米のうち、

粘りや甘みの元となる成分が基準に満たない、

『基準外米』を使用しているんだそうです。

 

2018年は天候不良により、

基準値を満たせた米の量が例年より大幅に減少し、

その打開策として生み出されたのがブレンド米《合組》です。

 

ただし『基準外米』といっても若干数値が満たない程度で、

ブレンドすることで二種類の米の良さが引き立ち、

つやと粘り気のある美味しいご飯が炊けるとのことです。

出典:https://www.hokkaido-kome.gr.jp/

 

《合組》の名前の由来

「ごうぐみ」って聞きなれない言葉ですよね。

これは製茶業界で使用されている言葉で、

産地や品種、蒸し具合など特徴の異なる様々な茶葉を混合(ブレンド)し、

新しい商品を誕生させることを指します。

合組(お茶)のお米版、ということですね。

 

《合組》という名称は、

一般公募で名称を決められたブレンドされている二種類の米と異なり、

内部で決定されたようです。

 

マツコ・デラックスさんはこの名称を酷評(笑)

お米二種の良さを併せ持つことから、

『いいとこどり』という名称を提案しましたが、

既にパッケージ等も完成してしまっているため変更不可能とのこと。

お米の名称は、ゆめぴりか や ふっくりんこ もそうですが、

柔らかい音を使った物が多いので、

正直ちょっと違和感がありますね。

 

《合組》が買える場所と値段は?

Amazon、楽天、Yahoo!など、

大手ネットショップであればほぼ取り扱いがあるようです。

値段はだいたい3,000円前後

ちなみに私の居住地近辺(神奈川)での店頭取扱いはありませんでした。

※2018.3.18追記

神奈川県内の東急ストアにて取扱いを確認しました。

 

ゆめぴりかについて

1997年より開発され、2009年に販売開始された北海道産の品種。

名称は一般公募により決定。

『ぴりか』はアイヌ語で『美しい』を意味する。

8年連続で最高位の『特A』を受賞。

粘りがあり柔らかい。

5kg3,000円前後で、店舗により1,000円ほどの価格差がある。

 

出典:https://www.hokkaido-kome.gr.jp/

 

ふっくりんこについて

2004年に誕生した北海道道南産の品種。

粒がふっくらしており、甘味が強い。

名称は一般公募により決定。

5kg3,000円前後。

出典:https://www.hokkaido-kome.gr.jp/

 

一般にブレンド米は「安い米が混ぜられている」というイメージがあり、

単一米よりも評価が低くなりがちですが、

《合組》はそんなブレンド米のマイナスイメージ払拭にも期待されているようです。

 

食通のマツコ・デラックスさんも絶賛する《合組》、

是非食べてみたいですね。

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