『懐紙』で作る簡易マスクに挑戦してみた

長引くコロナ騒動により品薄が続くマスク。
皆様はお手元にありますでしょうか?

ちなみに政府の某布マスクは届く気配がありません。
(届いても使わないけどね…)

最近のニュースでは、
少しずつ価格も落ち着き市場に出回る量も増えてきたとのことですが、
私の近所では店頭で扱っている光景を目にしたことがありません。

使い捨てマスクの購入は諦めて手作り布マスクに挑戦しようと意気込んだものの、
久しぶりに裁縫をしたせいか致命的に不器用なせいか、
三時間かけて作った挙句失敗してやる気がゼロになりました(笑)

そんな中、ネットニュースで『懐紙マスク』なるものを発見。

懐紙(かいし)とは、文字通り懐に入れて携帯する小型の和紙のことで、
工夫次第で様々な使い方が出来るものです。
普段和装とは縁の少ない現代人にはあまり馴染みがない物ですね。

京都の懐紙専門店である『辻徳』さんによる『懐紙マスク』は、
簡易使用を前提としたものではありますが、
なかなかマスクを手に入れられない人にとっては魅力的な商品です。

使い捨てマスクのストックも尽き、手洗いして使いまわしていたので、
『懐紙で作るマスクキット』を早速購入してみることにしました。

4月末に注文し、5月に入ってすぐゆうパケットにて着。

懐紙マスクキット(大)

大・小・お試しキットの三種類があり、
大は普通サイズ、小は女性・子供向けサイズ、
お試しは大と小の両方が作成出来るようです。

https://shop.tsujitoku.net/product_category/made-mask/

大は1,320円、小は1,100円で、それぞれ30個分作成可能。
お試しは330円で大小それぞれ3個ずつ作成可能。
(価格は税込み、記事作成2020.5.11時点)

私は女ですが大きめのマスクの方が好きなので大を購入。
セット内容は以下の通りです。

・懐紙…30枚
・ラッピングタイ(ノーズワイヤー用)…15本
・ゴム約50cm…4本
・サージカルテープ…1個

添付の説明書には記載がありませんが、
数的にラッピングタイとゴムは使いまわし前提のようですね。

こちらは作り方解説ページ。
https://www.tsujitoku.net/kaishi-made-mask/

説明書

早速作成していきます。

後程ハサミが必要になるので準備しましょう。

1)懐紙を線に沿って折る

やまおり…たにおり…折り紙のようです。懐かしい。

2)タイをテープで固定する

ノーズワイヤーがわり

テープの留め方は記載がなかったので適当です。
留めた後は中に包むように折り込みます。

3)ゴムの端を玉結びする

耳ゴム

付属のゴムは約50cmと長いため、半分に切りました。
(記載なし…切って良かったんだよな?汗)

玉結び…伸縮性のあるゴムなので結ぶ位置がずれてしまいました。
なかなか難しい(不器用)。

4)懐紙に印字されている位置にゴムをテープで留める

雑ですね

こんな感じです。
ぼんやりしていたのかズレて貼り付け直しました。

左右それぞれ合計4カ所留めます。

5)マスクの両端を両面テープで巻く

サージカルテープ大活躍

ここでもまたズレて貼り直しました。
難しい作業ではないはずなのですが…ちなみにシラフでやってます…

ぐるっと

6)完成

できあがり(内側)

どうにかマスクっぽい物が出来ました。

できあがり(外側)

懐紙は表がツルツル、裏がザラザラとした触感ですが、
こちらの懐紙マスクは表にあたるツルツル面が内側に来ます。
印字がされていますが、かなり薄いので外側に透けることはありません。

内側の印字

では着用してみましょう!

懐紙マスク

パッと見は不織布のプリーツマスクと大差ありません。

※見苦しい部分があるため画像加工してあります※

横から見た図

 

テープで留めた端の部分がヨレて見た感じちょっと不安ですが、
鼻から顎までしっかりカバーできました。

テープは2周させてもいいかもしれません。

 

紙のため肌触りが良く、装着時の不快感はありません。
ゴムの長さも適当でしたが、ちょうどよかったです。

呼吸もしやすく、眼鏡はほとんど曇りませんでした。

 

懐紙一枚のため、あくまで簡易の飛沫防止としての利用になりますが、
使い勝手はなかなか良いため購入して損はなさそうです。

大のキットですと1枚あたり44円の計算になります。

自分で作成する手間はありますが、
手を動かすことで気分転換にもなりますし、おススメ商品です。


興味のある方は是非お試しください。

 

辻徳
https://shop.tsujitoku.net/

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